冬コミのことと『ビジボ』のこと
あけましておめでとうございます、めそです。
まずは冬コミお疲れさまでした!!
当サークルにお越しいただいた方
『ファッションコミュ障くんとビジネスボッチちゃん』をお買い求めいただいた方
その他お声掛けくださった皆様、本当にありがとうございました!
さてこの雑記では
『ファッションコミュ障くんとビジネスボッチちゃん』という作品について
解説をしなければならないと思い立たったのでこれを書いています。
シナリオのネタバレなどは一切しないのでご安心を。
今回、当サークルの作品としてはかなり久しぶりに
ヒロインを含むキャラクターにボイスを入れない形での頒布を行いました。
理由はすごく単純なことを言えばシナリオの遅れです。
またか。おまえはまたやったのか。すみませんまたやりました。
ということで、声優さんの収録時間が確保できなかったために
『ボイスなし』となりました。なったのですが。
それでもあえて延期をせずに、今回の冬コミで『ボイスなし版』を
頒布したのには、いちおう私なりの理由が2つあります。
1つ目は、ボイスなしでも作品として成立すると感じたからです。
ここ最近の作品ではボイスありきで作品を構成していたので
ほとんど会話文のみでシナリオを書いていました。
ですが今回の『ビジボ』では主人公がファッションコミュ障ということもあり
シナリオ中に主人公の心理描写の地の文の割合が多くなっています。
そのため、キャラクターボイスの恩恵がなくても
登場人物の心中思惟が伝わりやすくなっており、ひとまず最低限は
ボイスがなくても読むに堪えるものとなっていると感じたからです。
2つ目は、この作品を平成最後の年(元号としては令和元年になってしまいましたが)に
リリースしたかったということです。
この作品は、当初の予定では去年の冬コミでリリースをする予定でした。
そのため『ビジボ』作中の時間は本来のリリース予定だった「2018年10~12月」となっています。
そしてこの作品のテーマはコミュニケーションなのですが
この『コミュニケーション』という概念はいまこの瞬間、とても速いスピードで変化し続けているような気がしていて。
そのため、あまりにも作中の時間と現実の時間が離れすぎると
プレイされたときの印象が変わってくるのではないかと思い
今回このタイミングでの頒布とさせていただきました。
結果として今回の私の判断が是か非かは
実際にプレイしていただいた皆様の印象に委ねます。
また、告知もしておりますが、ボイスはパッチにて追加予定です。
募集も収録もこれからです。今週中に声優様の募集ページを作成いたします。
それでは、今回は以上になります。
旧年中はたいへんお世話になりました。
至らないばかり恐縮ですが、本年も変わらずご愛顧のほど
よろしくお願いいたします。
それでは、また。